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インデックス
東京大学駒場博物館所蔵
Permalink : http://doi.org/10.18876/00000062
Hilger E1 水晶分光器
利用統計を見る
JaLC DOI
info:doi/10.18876/00000062
アイテムタイプ
非文献資料
言語
日本語
統一資料名(中分類)
光学
作成者
製造者 : Adam Hilger Ltd. London
輸入代理店 : L.J.HEALING&Co.LTD.
場所についての情報
製造地 : イギリス、ロンドン
時代についての情報
購入年 : 昭和
設計年代 : 1909年
トピック
機器
資料解説
20世紀前半に製造、使用されていたプリズム分光器である。撮影部位(本体右側)の上側に「ADAM HILGER LTD.LONDON,20世紀前半に製造、使用されていたプリズム分光器である。撮影部位(本体右側)の上側に「ADAM HILGER LTD.LONDON,ENGLAND.NoE.1309/27273」とある(Fig 2)ことから、Adam Hilger社製のE1 分光器であることがわかる。当時日本は、分光関係の機器類をAdam Hilger 社から数多く購入していた。本機器は、東京帝国大学理学部物理教室に所蔵されていたものである。左側から光を入れ、中の水晶レンズにより分光させ、できた像を右側にある四角い撮影プレート(10×4 インチ)に取りつけたカメラにより撮影する、というのが基本的な原理である。(プリズムを省略した図になるが、基本原理は下のFig 1 のようになる。)観察領域は210nm から800nm で、可視光から紫外光まで観測できる。
同時代に使用されていた分光器には、プリズム型分光器の他にグレイティング型分光器があった。グレイティング型分光器とは、回折格子を利用した分光器であり、分解能が優れ、スペクトル線もかなり明瞭に観測できるが、弱い光に対しては使用することができず、また、温度を一定に保たねばならないため恒温室や井戸の中に装置しなければならない。一方で、プリズム型分光器は、弱い光に対して適当であり、温度の変化によらず使用できるが、ただし分解能はあまり良くない。しかし、このE1 分光器は、Fe のような複雑なスペクトルを観察できるように、プリズム分光器の中でも同時代では比較的高い分散能力を持つように設計された。(前の型であるD 型の3倍の分解能を持つ。)そのため、「Littrow 型」と呼ばれる大型の装置になっている。当時、太陽のコロナが発するスペクトルの中に、ヘリウム以外の正体不明のスペクトルが観測されており、未知の元素「コロニウム」が発するスペクトル(実際には超高温に加熱された鉄などの金属の放つスペクトルであった)なのではないかという説があったため、1930年代にコロニウム仮説が否定されるまで鉄のスペクトルの観測が一つの大きな関心事だったのである。分光器は、このように天文学において非常に重要な活躍をしたが、その他にも、化学や地球科学、植物科学、考古学、地質鉱物学などの分野においても幅広く活躍した。
ところで、このE1水晶分光器にはレンズの一部に不均質部位があり、そのためにスペクトルに分裂が起きてしまうという現象が観測されていた。当時、これと同じE1分光器を使用していた北大の物理学教室の堀健夫と古市二郎は、このことを「Hilger E1 水晶分光器に欺かれたことの報告」として雑誌『科学』(昭和15年10月)に載せている。堀は分光学を専門としており、物理学者朝永振一郎の姉と結婚した。また、20代のときに旧制第三高等学校で講師として朝永振一郎と湯川秀樹が履修していた力学の授業を担当していたことでも知られている。
Fig 5 からFig 7 は、このレンズで実際に使われていたレンズと水晶プリズムである。(レンズ直径70mm、焦点距離170mm、30°プリズム、高さ57mm、面幅98mm)水晶の横の鏡の部分に、「H.A」(Hilger.Adam)の文字が見える。鏡の部分は、スズと水銀の合金でできている。
(解説:東京大学教養学部理科一類 山田舜也)
数量データ
法量 : 長さ2000×幅350×高さ400㎜
本体1、附属品(プリズム)あり
注記
本体刻印 : 「ADAM HILGER. LTD., LONDON, ENGLAND. No.Z.1208/27272」
本体プレート : 「L.J.HEALING&Co.LTD. ENGINEERS&CONTRACTORS. TOKYO,OSAKA,DAIREN,LONDON&NEW YORK」
状態 : 良
由来
東京帝国大学物理
形態
木製
言語
ja
所蔵
東京大学駒場博物館
使用上の注意
学術資源リポジトリ協議会/科学実験機器プロジェクトへ連絡
電子化資料公開団体
学術資源リポジトリ協議会
電子化資料作成団体
学術資源リポジトリ協議会/科学実験機器プロジェクト
電子化資料MIMEタイプ
jpg
電子化資料作成寄与者
合同会社AMANE。科研費挑戦的萌芽研究(『貴重技術資料のフォークソノミーによる集合知と連動したデジタル展示システムの開発』課題番号23650581。
電子化資料公開日
2012-06-17
発行日
2012-06-17
電子化資料変更日
2013-05-08
電子化資料作成日
2012-05-21
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